2016年12月27日火曜日

「辺野古埋め立て訴訟の最高裁判決に対する抗議声明」を出しました!

皆さん、こんにちは。
辺野古埋め立て訴訟の最高裁判決が、12月20日に出ました。
ふぇみんは、最高裁判決に対する抗議声明を出しました。

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辺野古埋め立て訴訟の最高裁判決に対する抗議声明

 20161220日、辺野古埋め立て承認取消を巡る訴訟で最高裁判所は口頭弁論を開かないまま、916日の福岡高裁那覇支部が出した「県敗訴」を追認する判決を下した。
 高裁が、沖縄県が申請した環境、法律などの専門家8名の弁論をすべて却下したのと同様に、最高裁は県の弁論の機会を奪ったのである。事実審理を行うことなく県の上告を棄却した最高裁に対し、激しい怒りをもって抗議する。
 
923日、県が上告するにあたって、普天間を辺野古に移す必要・合理性、公有水面埋立法の要件を満たしているか、環境保全策との整合性はあるか、地方自治法の理念に沿うのかなどの諸点について審理が求められたのである。
 残念なことに最高裁はこれらを一顧だにすることなく、安倍政権が求める“速やかな判決”に応えるべく、証拠調べを怠り、いわゆる結論ありきの道を選んだ。

 司法の最高機関とされる最高裁が、沖縄を敵視し続ける“時の政権”に唯々諾々と追従し、戦争訓練場としての辺野古新基地建設にお墨付きを与えることは、「殺し殺される」戦争に加担することである。今回の判決は歴史に残る不正義の判決であり、私たちは到底認めることは出来ない。そればかりか県民の平和的生存権を脅かすこの判決は、この国の憲法より日米安保条約を上位に置いたものであり、司法の独立を汚すものである。

 翁長知事は、従来からいかなる場合でも「知事の持つ(許認可)権限を使い新基地建設を阻止する」と発言している。判決後の記者会見で「辺野古新基地をつくらせない公約実現に向け全力で取り組む」と決意を述べた。沖縄県民は71年にわたる日米両政府の圧力に対し絶え間ない闘いを実らせ、名護市長選、同市議選、県議選、知事選、国政選挙において辺野古新基地拒否の民意を示し続けている。この流れを国、司法が押しつぶすことは決して出来ない。
今後国は、あらゆる強権的策動をしかけてくるであろうが、私たちは沖縄の人たちと粘り強く連携し、辺野古新基地建設撤回の最後まで屈しないことをここに表明する。
以上
2016年12月26日


ふぇみん婦人民主クラブ
共同代表 片岡栄子・岡田啓子

2016年12月16日金曜日

ふぇみん年末年始休業のお知らせ

皆さん、こんにちは!

いよいよ年の瀬ですね。
ふぇみん年末年始休業のお知らせです。

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ふぇみん婦人民主クラブの事務所は、12月29日(木)~1月4日(水)までお休みします。
ふぇみんのお店の年内のご注文は、12月21日(水)までにお願いします。在庫のないものは、年明けの発送になります。
新年は、1月5日(木)からです。

皆さま、よいお年をお迎えくださいね!

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2016年11月30日水曜日

ふぇみんのバザーにいらしてください!お買い得品がたくさん!

皆様、こんにちは。

さて!
毎年行われている、ふぇみんのバザーが、いよいよ今週末、12月4日(日)11時半~@東京・千駄ヶ谷区民会館で開催されます。

洋服、アクセサリー、日用品、鞄に、クツに、食べもの・・・掘り出し物がたくさん!!ぜひあなただけの一品(もちろんそれ以上)を見つけてくださいね。

食堂のワンコインランチも名物です!

皆さんのお越しをお待ちしています!


2016年8月25日木曜日

伊方原発3号機再稼働への抗議声明を出しました

皆さま、こんにちは。

8月12日に、四国電力は伊方原発3号機を再稼働させました。

ふぇみんは、以下の抗議声明を、四国電力のほか、 安倍首相、原子力規制委員会に提出いたしました!


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四国電力株式会社 御中

                 抗議声明

伊方原発3号機の再稼働は認めません。ただちに撤回してください。
 
                      ふぇみん婦人民主クラブ
                              共同代表 片岡栄子 岡田啓子

 私たちふぇみん婦人民主クラブは、1946年に結成された全国組織の女性団体です。平和の追求、女性問題や人権、脱原発、環境保護などの問題に取り組んでいます。

 20113月の福島第1原発の重大事故により、原発の安全神話は崩壊しました。事故から6年目に入った今も、10万人もの人々が避難を余儀なくされています。そして福島第1原発の廃炉への見通しは未だたっていません。放射能汚染物質の最終処分場の見通しも、使用済み核燃料の問題もそのままです。
 伊方原発3号機は7月には一次冷却水ポンプ事故があったばかりです。また重大事故等に対する総合訓練時には、作業員が熱中症を訴え訓練が一時中断しました。なぜこのようなことが見過ごされるのか非常に問題です。  
このような中で四国電力が原発の再稼働をすることを認めることはできません。
伊方原発3号機はMOX燃料を使用します。使用済みMOX燃料の行き場もありません。
さらに住民の避難計画の実効性も問題視されています。

四国電力は伊方原発3号機の再稼働の決定を、ただちに撤回してください。
 


                      2016812

2016年5月24日火曜日

「米兵、軍属の凶悪犯罪に対する抗議書」を提出しました!

皆さん、こんにちは。


 米軍基地の集中する沖縄で、また、一人の女性が米軍属の男性により殺害されました。

 本日ふぇみんは、安倍首相、岸田外務大臣、中谷防衛大臣、キャロライン・ケネディ駐日米国大使、ジョン・ドーラン在日米軍司令官、ローレンス・ニコルソン沖縄地域四軍調整官宛てに、以下の抗議書を提出しました。


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後を絶たない米兵、軍属の凶悪犯罪に対する抗議書

 私たち、ふぇみん婦人民主クラブは1946年の創立以来、女性の人権や平和、環境問題などに取りくんできた全国組織の女性団体です。

 428日夜から行方不明となっていたうるま市の20歳の女性が、元米海兵隊員、軍属のシンザト・ケネス・フランクリン容疑者によって「死体遺棄」されていたことが519日に判明、殺害によるものだとわかった。一人の女性の日常が一瞬にして断ち切られるという、この残酷な殺人事件に悲しみと怒りがこみあげてくる。今年3月の「準強かん」事件に続く女性への卑劣な暴力行為を許すことができない。同時に、事件の度に「綱紀粛正」とか「再発防止」の言葉を機械的に繰り返すだけで、実効性を何ら示せない日米両政府の責任を問わねばならない。

515日、沖縄は「日本復帰」44年を迎え、未だに在日米軍の74%が集中する重圧に怒りを新たにしたばかりである。沖縄戦から71年、「性暴力を生む基地は撤去」「海兵隊は本国へ帰れ」という悲痛な叫びが、日米両政府には聞こえないのであろうか。

事件報道後、外務省幹部は「オバマ大統領訪問に水を差す展開」と言い、政府関係者からは「容疑者個人の問題とするしかないが…」などと事件を矮小化する発言が飛び出すなど、女性の人権を踏みにじり、日米安保・日米同盟優先の本音が露呈されている。このような体質が改められない限り米軍犯罪は無くならない。私たちは2005年の当時の故町村信孝外務大臣の言葉を思い起こす。性暴力被害を受けた女性が、今に続く苦痛を大臣に訴えたのに対し「軍があるから平和が保たれている」として女性に更なる深い傷を与えたことを忘れていない。

私たちは日米両政府に強く要請する。
1)事件の全容を明らかにし、加害者に対する厳正な処罰をおこなうこと。
2)性暴力犯罪の再発防止策を文書で示すこと。
3)日米地位協定の抜本的見直しに向けた協議の場をつくること。
4)性暴力を生む基地・軍隊の縮小・撤去を要求するとともに、新たな基地負担の辺野古新基地建設計画を撤回すること。                  以上