2013年7月10日水曜日

玉本英子さんに聞く シリア



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      玉本英子さんに聞くシリア

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混沌としたシリア情勢。新聞やインターネットの報道で伝えられてくる
限られた情報。普通 の人々は耐乏生活を強いられているのではないか。
子どもや女性はどんな暮らしなのか。今年の春、シリアを取材された
ジャーナリストの玉本英子さん(アジア プレス所属)に豊富な写真を
みながらお話を聞きます。



日 時◆ 2013年89日(金) 18時45分(18時15分開場)
場 所◆ 渋谷消費者センター会議室
       (渋谷郵便局裏・渋谷駅より徒歩5分)
参加費◆ 800円


(玉本さんのメッセージ)
内戦が2年目を過ぎたシリアですが、解決への糸口は誰にも見出せて
いません。「どの勢力も自分たちの利権だけを考えている。アサド政権が
崩壊しても平和は来ない」と人びとは言います。各勢力間の戦闘の狭間で、
多くの市民が犠牲となっている現状を知っていただければと願います。


【プロフィール】
玉本英子(たまもと・えいこ)さん
東京生まれ、大阪在住のフリーランス記者。94年からアジアプレスに所属し、
イラクなど中東を中心に取材する。京都精華大学非常勤講師

主 催◆ ふぇみん婦人民主クラブ 
  tel03(3402)3238
  eメールfemin@mvi.biglobe.ne.jp

2013年7月1日月曜日

橋下「沖縄の女性が性の防波堤」発言について

またもや橋下日本維新の会代表の発言を発端にした話題です。(長文です)

慰霊の日に沖縄を訪れた日本維新の会の橋下代表が6月23日、
「沖縄の女性が防波堤となり進駐軍のレイプを食い止めてくれていた」と
発言していた。
(報道があまり見つからず、琉球朝日放送、6/24の橋下代表 「他国の歴史の指摘も必要」のみ)

この発言についてはアジア女性資料センターの国内ニュースも参照を。
橋下氏「沖縄の女性が性の防波堤となってくれた」
http://ajwrc.org/jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=806

橋下氏の発言は、浦添市で開催された沖縄の地域政党「そうぞう」主催の
講演会でのこと。
「(当時内務省は)特殊慰安施設協会ですか、これを作って沖縄にも置いた。
沖縄県民の女性が、その多くの女性や子供たちを守るために、まあある意味、
防波堤みたいな形になってそこで食い止めてくれる。そういうことも歴史的な
事実としてあったわけです。それを米軍が利用していたことも事実。そういう
ところを ちゃんと指摘しない、言われたら言われっぱなしの日本の政治家が、
日米地位協定の交渉なんかできますかね」


この「特殊慰安施設協会」と沖縄の関連などを、日本国内の占領軍「慰安所」の
調査・研究をしている平井和子さん(一橋大学院生)に尋ねた。
その回答を紹介したい。(編集部・さ)


(平井さんの見解は、一部のMLに発表済み)
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よりによって、「沖縄慰霊の日」に、沖縄の人たちの気持ちを逆なでするような、
相変わらずの女性を二分化した「性の防波堤論」! ここでしっかり対応して、
叩き潰しておくチャンスにしたいですね。

まず、押さえておくこととして、RAA(日本名は特殊慰安施設協会)は東京のみ(一部例外として千葉と熱海)に作られたもので、全国の米軍進駐先につくられた「特殊慰安施設」ものとは別者です(両者を混同して全国にRAAが作られたと思っている人が多いのですが)。
わたしは「本土」の占領軍「慰安所」については押さえているのですが、果たして内務省の指令が沖縄へも向けて出されたのかどうかは、現時点は確認できません(この点、国会図書館で『沖縄県警察史』戦後編を確認してみてください)。
 ただ、沖縄にも「米軍慰安所」があったことは、『なは・女のあしあと』(那覇市総務部女性室編 琉球新報社2001年)に記述があり、それを大阪大学の藤目ゆきさんが、紹介されています。2例あります。
①沖縄戦が終わらない時期から早々と『米軍慰安所』が作られ、1つは米軍上陸から間もない4月、本部半島を占領した米兵隊第六師団が運天に売春宿(キャットハウス)を。13歳くらいの少女もまじっており、米軍が性病検査をして
いた。
②旧日本軍「慰安所」の経営者が女性を引き連れて、今帰仁村の区長を通じ米軍の許可を得て、「慰安所」を開設した。村で一番大きな家の前には連日兵士の行列ができたという。
(「東アジアの冷戦とジェンダー」平成15年科学研究費補助金(C)報告書
p.22より)


ということで、今のところ、手も持ちの資料からは、内務省の指令(45年8月18日)以前の沖縄戦の最中から、米軍によって米軍「慰安所」は設置されたこ となどがうかがわれます。また、民間業者による「慰安所」設置には、日本軍「慰安所」と米軍「慰安所」の連続性が見られます。

それと、時代がもう少し進んで1950年代の米軍統治下の沖縄の性売買に関しては、小野沢あかねさんが以下のような指摘をされています。
―沖縄戦で生活が破壊された女性たちや生活困窮の家庭の少女たちが人身売買され、米兵相手の売春を余儀なくされた。米兵相手の女性たちの間借りが増え、米 兵が住民の居住地域を行き来し、米兵の性犯罪も増加したため、住民のなかから「一般女子」や青少年を「風紀の乱れ」から守るための「防波堤」をつくるとい う名目で、特定の地域に限定して米兵相手の特殊飲食店街を作る動きがでてきた、とのこと。これがコザや宜野湾の特飲街の形成となった、ということで、
米兵の性犯罪の凄まじさに、住民側が「一般女子」を守るための「防波堤」という倒錯した発想をせざるを得なかったということに悲しさを感じずにはいられま せん。(小野沢あかね「戦後沖縄における売買春と売春防止法―暮らしに刻印される米軍支配」大妻女子大学 人間生活文化研究所 2011年度共同研究プロ ジェクト編『2011年12月4日 ”日米軍事『同盟』と売春防止法 報告書』より)

橋下氏が強弁するように、米軍も韓国軍も、「慰安婦」を利用したではないか?という指摘に関しては、日本軍「慰安所」との違いをきちんと押さえつつも、 「軍隊と性暴力の共生関係」=軍事組織に共通する問題として、それを解体していく方向(橋下氏とは逆方向)で問題にしていかねばならないと思っています (詳しくは『インパクション』190に「軍隊と性差別の深い関係―橋下発言をめぐって」)

以上、あまりしっかりとした史料提示ができませんが、取り急ぎ。平井和子
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2013年6月18日火曜日

喜多見と狛江の「小さな小さな映画祭+α」 今週から!

喜多見と狛江の「小さな小さな映画祭+α」 

今週から! 始まるよ! 

公式hp http://kitamitokomae-artfes.com/


6/21(金)から30日(日)までの、10時、14時、19時の1日3本。

『飯舘村』、『壊された5つのカメラ』 、『イエロー・ケーキ』、
『スケッチ・オブ・ミャーク』など多くの作品が上映されます。

見逃したあなた!、駆けつけるべし。

ライブもあるよ☆

詳しいスケジュールは、上記の公式hpを見てね。

場所は、東京・小田急線の喜多見駅から徒歩5分。
M.A.P.というイベントスペースです。


会場でお目にかかりましょう~~~♪

2013年6月10日月曜日

【ご案内】 ふぇみん泊まってシンポ in 神戸

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ふぇみん泊まってシンポ in 神戸

~わたしはあきらめない 生きやすい社会をつくることを~

         2013年7月13日(土)・14日(日)


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隔年で行っている「ふぇみん泊まってシンポ」。
今年は神戸で開催します。

1日目の講演は、全日本おばちゃん党の谷口真由美さん!
炸裂するトークにご期待を!

2日目は5つの分科会を企画しています。
神戸のフィールドワーク、ベトナム枯れ葉剤被害について、
映画『ガールズロック』上映、大飯原発から脱原発を考える、
出生前診断と、ふぇみんならではの多岐にわたるテーマが
並びます。
お楽しみに♪♪

みなさまのご参加をお待ちしています。
お知り合いへのご紹介もよろしくお願いします。


詳細は  ↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓


【プログラム】
◆1日目 7月13日(土) 講演会◆
   参加費 一般1200円 ふぇみん読者1000円
13:00    開場・受付開始
     7Fロビーで展示物や書籍販売などがあります
13:45    講演 講師 谷口真由美さん
      (大阪国際大学現代社会学部教員・全日本おばちゃん党代表代行)
16:40     交流会(話そう唄おう踊ろう!) 交流会参加費  1000円(軽食付き)

◆2日目 7月14日(日) 分科会◆
   参加費 1000円
9:00~ 受付
9:30~12:00 分科会 

①大震災から18年、神戸・長田からのメッセージ(フィールドワーク)
 お話と案内 : 黒田達雄さん (建築家)
    ※電車と徒歩で回る実費は各自負担 
②今、なぜ、枯葉剤被害かーベトナムの現実からー
③ドキュメンタリー映画『ガールズ・ロック』を観ておしゃべり
④脱原発をめざして私たちにできることー大飯原発から考えようー
 講師 : アイリーン・美緒子・スミスさん
       (環境NGOグリーン・アクション代表)
⑤血液検査で障害のあるなしわかるって、いいの?悪いの?
   ―出生前診断を問うー
 講師 : 利光恵子さん(立命館大学生存学研究センター客員研究員)


◆シンポジウム、分科会は当日参加可。
 フィールドワークは要申込。申込締切:6月30日(日)

◆会場:
1日目:兵庫県学校厚生会館
    神戸市中央区北長狭通4-7-34
     JR・阪神 元町駅東口から、北へ徒歩1分 
2日目および宿泊:ひょうご共済会館
    神戸市中央区中山手通4-17-13
     JR・阪神 元町駅下車徒歩10分

◆主催:ふぇみん婦人民主クラブ・ふぇみん婦人民主クラブ兵庫支部
    TEL:03-3402-3244 FAX:03-3401-3453
    e-mail : femin@jca.apc.org

2013年6月3日月曜日

6月2日「つながろうフクシマ さようなら原発集会」

梅雨の合間の晴天のもと、1000万人アクション主催で
「つながろうフクシマ」集会が開かれた。

芝公園のこの集会のほかに、明治公園でも別集会があり、
いずれも夕方から、国会前で国会包囲行動に移動。

芝公園はたぶん1万人を超える参加者があった。
(主催者は控えめに7500人と発表)

李政美さんの歌でかんしょ踊りでひとしきり和む。






会場いっぱい!  


パレードに出発。



伊方原発の再稼働反対を訴える

「福島原発事故の厳正な捜査と起訴を求める大集会」

福島の叫びを聞いてください!

福島からバスを連ねて、おおぜい来てくれました。
東京地検へ激励行動&東電本社前の抗議行動がありました。

詳細はこの告訴団のウェブサイトで。 
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/


会津若松へ避難している女性の発言から始まった

郡山から訴える女性。子どもをこんな目に遭わせてしまい、反省の日々だ、と訴える
富岡町から水戸に避難した女性。事故の収束作業に携わる若い人たちを助けてください、と訴えた


うしおんなが登場
決議文を読み上げて、参加者全員で「地検は起訴せよ!」と声を上げた








東京地検前には歩道を埋め尽くして人が集まった。





2013年5月23日木曜日

3月の飯舘村放射能測定調査に同行して





編集部の石田による報告。

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 2013年3月半ば、飯舘村での測定調査に同行した。

京都大学原子炉実験所の今中哲二さんを中心とした飯舘村放射能汚染調査グループだ。今中さんは2011年3月下旬、飯舘村に入り、全域を測定、以来定期的に測定に入っている。今回は2年目、通算4回目だった。
 午前中に帰宅困難地域に指定されている長泥地区にはいった。比較的家屋が集まった長泥交差点から5班に分かれたメンバーが5方向に散る。徒歩で道路上、家の前、裏庭など1家屋につき3か所を測定していく。路上は雨などによって流されたせいもあってか比較的線量は低い。といっても3~4μSv。家の敷地内に入ると高くなって6から、高いところでは9μSvもある。半減期から考えられる減衰におおよそ合致するところもあるが、場所によっては思ったほど下がっていないところもある。周りの環境によって左右されているのだろう。
 午後は2011年3月の測定コースに従い、全村内を170箇所を車でめぐって測定した。
 今中さんによれば「仮に“汚染を気にしなくていいレベル”を0.1μSv/h とするなら、現在の空間線量率が10μSv/h の場合には約150 年、1μSv/h の場合には約60 年の時間が必要なことを示している」という。
 

長泥地区での測定(家の前で)


 

道路で測定

 
 人のいなくなった民家の庭先にはサルが出没し、イノシシも多くいて畑などを荒らしている。人気のない長泥のある家の入口に開拓入植を記念する石碑が建てられていて胸が痛む。



庭先に猿が出没して餌をあさる



入植記念碑



移転のお知らせ(草野地区の店で)「今後いつ帰村できるかわかりません」「新天地で営業を再開します」と書かれている

 飯舘村では昨年から試験除染を実施している。昨年は村のクリアセンター(以前からのごみ処分場)に汚染土を詰め込んだフレコンパックが崩れ落ちそうに積み上げられていたが、現在は仮置き場の建設が進み、国有地の高圧鉄塔下が切りひらかれてフレコンパックが運び込まれていた。村は除染して村民の帰村を図る方針だが、膨大な山林の除染が可能なのか、そのすべての汚染土を置く仮置き場が確保できるのか、除染によって安心して帰れるほど線量が下がるのか、問題は山積している。
 


試験除染中の田(2012年7月)袋に4μSvや5μSvと書かれたラベルが下がる





除染後の田(2013年3月)表土を10~15cmはぎ、その上に土をかぶせているが、1μSv以上ある。



2012年7月のクリアセンター


整備中の仮置き場(2012年8月)



すっかり整備された鉄塔下(2013年3月)


警察署詰所の隣りにある仮仮置き場。若い警察官が詰めているので心配だ。


 長泥にはつづれ折りの坂があり、山頂近くには見晴し台がある。沿道には桜並木が続き、花の季節には、さくら、つつじなどが一斉に咲きそろうそうだ。冷涼な山間地である飯舘村では花も遅い。5月頃が見ごろだというが、花は今咲いているだろうか。

長泥の見晴し台からの眺め(2012年7月) あの山の向こうから放射能がやってきた


 調査の詳細は「飯舘村放射能エコロジー研究会」のホームページ 飯舘村放射能汚染調査グループ「飯舘村放射能汚染状況調査(2013 年3 月)の報告」で見ることができる。
http://iitate-sora.net/report

2013年4月2日火曜日

◆ふぇみん編集部 雑感◆



ふぇみん編集部は、今年の3月11日前後で、岩手県宮古市から釜石を
経由して、陸前高田市、宮城県の唐桑をめぐる取材の旅をおこないました。

その取材の成果は本紙4月5日号をご覧いただきたい。
宮古市重茂、陸前高田、唐桑のルポを掲載しています。

そして、記事にはしきれなかった編集部Iの雑感を、写真とともにご紹介
します。

なお、3本目は飯舘放射能エコロジー研究会による現地調査に同行した
ときのものです。

★その1★
がれきは片付けられていたが、いまだ建物が建つ気配のないところに
目立ったのがプレハブのコンビニ。さすがチェーン店の資本力と対応。
都会でもコンビニの客層は若者から高齢者へとシフトしていると聞く。
ここでも地域の店となっているのかとも思うが、元々の小さな店は
どうなるだろう。



★その2★
左右から津波に襲われてあとかたもない地域にポツンと建つ小さな
コンテナハウスが作業所兼事務所。梅村マルティナさんがプロデュース、
仮設居住の子どものいる女性たちが就労、ドイツ製のオパールという
きれいな色づかいの毛糸で靴下や腹巻帽子をつくる。余り毛糸で
つくったタコがかわいいが、2年めを迎え、製作を続けるのかを含め、
今後の活動を議論中だという。気仙沼での出会い。


手前が製品。腹巻き帽子とはいうけど、ネックウォーマーになる。


これが毛糸。



★その3★

福島駅からほど近い商店街に昨年末開店した「かーちゃん農園わいわい」
に寄ってみた。飯舘、川内などからの避難者の女性たちが作った、
販売所とレストラン。おにぎり弁当300円、定食弁当500円。レストランの
定食はコーヒーもついて850円。漬物や野菜など生産物も並ぶ。
丁寧に作られていておいしかった。牛乳入り味噌汁が抜群。

お店様の様子

定食はこんなかんじ

♪おしらせ♪ 「7頭のラクダと一人砂漠に生きる遊牧民女性と暮らして」



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写真家・常見藤代さんスライド&トークのご案内

「7頭のラクダと一人砂漠に生きる遊牧民女性と暮らして」

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ふぇみんの1面写真でおなじみの常見藤代さんが、
  著書『女ノマド、一人砂漠に生きる』を出版されました。

この機会に、著書にまつわるお話などをうかがうイベントを
企画しました。
ご参加をお待ちしています。


日時◆2013年4月23日(火)
   18時45分(18時15分開場)

場所◆東京・渋谷消費者センター2階会議室
   (JR、地下鉄渋谷駅徒歩5分)

参加費◆800円

主催◆ふぇみん婦人民主クラブ

連絡先◆tel:03(3402)3238、eメール:femin@mvi.biglobe.ne.jp


♪内容
「それは私がきめることじゃない。神さまだけが知っていることさ」
  「今は男も女も変わった。定住地で暮らしてからさ」
     ―サイーダ・スリマン

高校生の時に見た一冊の遊牧民の写真集を見てからというもの、
遊牧民に憧れ続けた常見藤代さん。一人で遊牧民社会に飛び込み、
そこで一人の遊牧民女性、サイーダさんに出会います。
140センチの身体で7頭のラクダと共に、一人砂漠に生きる
サイーダさん。常見さんはサイーダさんと遊牧生活を共にすることに。
そしてサイーダさんとの暮らしや他の遊牧民女性との交流との様子が
一冊の本『女ノマド、一人砂漠に生きる』(集英社)になりました。
常見さんをお迎えし、臨場感あふれる写真とともにサイーダさんとの
暮らしや哲学はもちろん、遊牧民女性のヴェールの下の本音を
お聞きしたいと思います。


♪常見藤代(つねみ・ふじよ)さん
ノンフィクション写真作家。上智大学卒業。2003年から、エジプトの
砂漠で一人で暮らすベドウィン女性サイーダと生活をともにする。
2006 年、新宿コ ニカミノルタギャラリーにてサイーダの写真展を行い、
その後も各地で写真展、講演会を開催。
2012年第19回旅の文化研究奨励賞受賞。
常見藤代さん写真ブログ http://fujiyo.cocolog-nifty.com/




2013年4月1日月曜日

高校無償化の「朝鮮学校はずしにNO!」集会

ふぇみんも賛同団体になっている、
「朝鮮学校に『高校無償化』適用を!」
「朝鮮学校はずしにNO!」
「すべての子どもたちに学ぶ権利を!」
集会が、3月31日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれた。

寒空の元、4000人以上が参集し、会場は一杯になり、みんなで
日比谷から数寄屋橋、東京駅方面にデモをおこなった。






高校生たち、保護者たち、サポーターも大勢!


発表された「朝鮮学校はずしにNO!すべての子どもたちに学ぶ権利を!3・31全国集会/集会アピール・私たの決意」 はこれ ↓


 http://www.peace-forum.com/seimei/130331.html 

 案じていたが、会場でもデモの途上でも、在特会や右翼団体からの口汚いののしりが
目立った。
高校生だけでなく、もっと若い人たちも参加するなか、彼らがこんな罵声にどう思うのか、
気持ちがざわつく。

見通しの明るくない中、今後も諦めない運動を続けたい。




(編集部・さ)


2013年3月18日月曜日

ふぇみんの1面写真をお願いしている

         宇井眞紀子さんの写真展  のご案内


宇井さんは、アイヌの写真を撮っていらして、この「アイヌ、風の肖像」という
同名の著書もあります。

お近くの方は、ぜひ行ってみてくださいね!


2013年3月14日木曜日

「ふぇみん健康講座」のおしらせ

「ふぇみん健康講座」


ふぇみんの関東ネットから、お知らせです。

今年はことのほか寒い冬でした。
寒い冬が体に及ぼす影響とは?
春先の風など季節と体との関係なども学びながら体調をを整えていこうという講座です。

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ふぇみん健康講座 

―わたしのパワーポイントを見つけようー

ツボと体ほぐしでいつまでも元気!


年齢不詳のいつも若いふぇみんの皆さん! でも、健康や介護の話が出てくることが
多くなりました。いつまでも元気で生活できるように、ふぇみん健康講座を開きます。

今回は道具を用いない、自分でできるツボ療法、それにストレッチ体操を組み合わせて。
どこでも一人でもできる健康法をやっていきます。



<主な内容>

① 手のひらとからだ全体とのつながりを覚える。肩や背中の手の届かないところ、
人の助けを借りなければならないところも手のひらでOK。

② からだほぐしは毎日のストレッチ体操で。簡単にできる体操をしましょう。
(堅い体をほぐすにはちょっと努力が必要!)

③ 参加者の私の健康法を聞きます。元気の素を共有していきましょう。
意外な健康のツボが見つかるかもしれません。

◆時 2013年 3月30日(土)午後2時~5時
 次回以降予定。(日程は相談して決めます。)
 4月 5月 6月 (7月は休み)  8月 9月 10月 11月
   
◆会場  ふぇみん1階[参加者の数等により変更の場合あり]


◆参加費 1000円 [資料代をいただく時もあります]

◆主催  ふぇみん婦人民主クラブ(担当 関東ネット 溝辺)  

◆連絡先 ふぇみん事務局  03-3402-3244
       s-amakusa@gaea.ocn.ne.jp(溝辺)  

2013年2月25日月曜日

「ふくしまオルガン堂」ができます!

ちょっと宣伝。

取材でお世話になっている「福島県有機農業ネットワーク」から
お知らせを受け取りました。

福島県有機農業ネットワークが、都市と農村を結ぶ希望の広場、として
店をつくります。
福島産の有機・減農薬農作物を売り、食の提供をし、交流の場にしたいと
いう意気込みで、お店を開設します。


東京・下北沢に「ふくしまオルガン堂」ができます!
http://blog.goo.ne.jp/fukushima-tanemaki

3/16にオープン。

 


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降り注いでしまった放射性セシウムはどうなっているのだろう。
農業者も健康に不安がある。
農業の復興はどんな道筋でされるのだろう。
除染の効果は?どんなやり方が?意味はあるのか?など
考えることはたくさん。

でも、福島の農業はいま、新しい夢と希望を持って、進んでいく。
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3/2(土)「築地市場移転を考える」集会があります。

ふぇみんでも取りあげたことがある、築地の移転問題。

現知事でますます進みむだろう移転計画。

   ほんとに大丈夫なの?? 大丈夫じゃないって!


3/2(土)どうなる食の安全?
 ~築地市場移転をを考える~


東京の、日本の食文化の発信地である築地市場。
 この築地市場が、今、深刻な汚染地に移転されようとしています。
豊洲にある移転予定地は、巨大な都市ガス製造工場の跡地です。
ここからは、環境基準を大きく超える有害物質が次々と見つかり、
深刻な汚染が明らかになっています。 東京都は、汚染対策工事が遅れ、
移転計画の一年延期を表明しました。
 このような汚染地に市場を移転して、私たちの食卓の安全を守ることが
できるのか。市場移転で日本の食文化、伝統を守ることができるのか。
今、私たち一人ひとりが真剣に考えたいと思います。

問題提起
 1.土壌汚染対策の問題点
   ~1年延期で安全になるのか?
   畑 明郎さん(日本環境学会顧問/前会長・
            元大阪市立大学大学院教授)
 2.流通から見た市場移転計画の問題点
   ~日本の食文化と伝統は守られるのか?
   三國 英実さん(広島大学名誉教授)
 パネルディスカッション
   岩上 安身さん ジャーナリスト・IWJ代表
          (Independent Web Journal)
   上原 公子さん 元国立市長
   畑 明郎さん 日本環境学会顧問/前会長・
           元大阪市立大学大学院教授
   三國 英実さん 広島大学名誉教授

・日 時:3月2(土) 14:00~16:30(13:30開場)
・場 所:日本教育会館(801・802号室)
      東京都千代田区一ツ橋2-6-2
      〈最寄り駅〉都営新宿線・東京メトロ半
                 蔵門線神保町駅3分
・参加費:1000円 
※事前申込不要、直接会場へお越しください。
・定 員:150名
・主 催:築地を守る市民会議

・賛同者:岩上 安身 (ジャーナリスト・IWJ代表)
 宇都宮健児 (前日本弁護士連合会会長・弁護士)
 海渡 雄一 (前日本弁護士連合会事務局長・弁護士)
 小坂 和輝 (小児科医)
 齋藤 貴男 (ジャーナリスト)
 坂巻 幸雄 (日本環境学会 土壌汚染問題ワーキンググループ長)
 白石 草 (Our Planet - TV代表)
 寺西 俊一 (一橋大学教授環境経済学環
      境政策論・日本環境会議事務局長)
 畑  明郎 (日本環境学会顧問/前会長・元大阪市立大学大学院教授)
 三國 英実 (広島大学名誉教授)
 水谷 和子 (一級建築士)
 山下 英俊 (一橋大学准教授 資源経済廃棄物政策論)
 梓澤 和幸 (NPJ代表・弁護士)
・お問い合わせ:築地を守る市民会議事務局
 〒104-0052 東京都中央区月島3-30-4
                   飯島ビル1F
  TEL. 03-5547-1191 FAX. 03-5547-1166

にゃーにゃーにゃーの2月22日、金曜デモ報告☆


22日金曜日、今年2回目の官邸前&国会前金曜デモに参加した。

官邸前や議事堂周辺のあちこちで、場所と方法はちがうけれど、
気持ちはつながっている人たちが、 アクションをしている。
 キャンドル灯して歌を歌う人、静かに座って抗議と意見表明している人。
いいなあ、そういう方法。

なんとなくだけど、表現が成熟してきた印象がある。

一枚目写真は、東京新聞で紹介されていた絵を携えて参加する画家さん。
右の若い男性が画家。
3・11後に書き始めた絵。
どくどくと流れる血に群れる。動物も、生き物も。
右の白いシャツの男は自分の心臓から血を供給しているのだそうだ。 
画家にインタビューはしそこねた~~~。


二枚目は、自転車で行動する人。鎌倉から輪行してやってきたという。
他にも自転車のグループor個人はいる。
ピースサイクルの旗をはためかせている男性もいたなー。



三枚目。この日は福島原発告訴団の人々が、東京地検に告訴を取り上げるように
申し入れに来た日でもあった。



四枚目。この方は二人組で、静かに座っていた。どちらも自分の意思を紙に
書いて持っている。
とっても共感した。


また行こうっと!☆!
(編集部・さ)
 

2013年2月14日木曜日

「沖縄・フクシマ 女たちのレジスタンス」上映と監督トーク

◆主権在民2 西山正啓監督作品 96分/2013年作品

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「沖縄・フクシマ 女たちのレジスタンス」上映と監督トーク

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日時◆2013年2月20日(水)午後7時~9時
トーク◆西山正啓監督
会場◆渋谷消費者センター2F会議室(定員30人)
 渋谷区渋谷1-12-5 (渋谷郵便局裏)
 https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/shoko.html
参加費◆800円
予約◆hitosizukunokai@gmail.com
 
【西山正啓監督・コメント】
一昨年、経産省前テントひろばを拠点にした「原発いらない福島・全国の女たち」の果敢な抗議行動からスタートした記録の第一弾は福島原発告訴団と脱原発に向けて奮闘する東海村の動きを中心に作品化しましたが、今回はこの一年余の記録を、時間軸に沿って丁寧に辿りながら編集してみると「沖縄・フクシマ~女たちのレジスタンス」というタイトルに行き着きました。

全編、唄あり、三線あり、踊り(かんしょ踊り、さんさ踊り)あり。抵抗はアートである!

 
共催◆
ふぇみん TEL03-3402-3238
今とこれからを考える一滴の会 TEL 03-5313-1525