11月15日、福島原発告訴団第二次告訴をした。
13時に福島地方検察庁に告訴・告発状を提出。
(以下、同日の司法記者クラブの発表から)
告訴告発人は全国で13262人。北海道から沖縄の全都道府県から
告訴告発をした人が出、そのほか海外からも19人が参加。
大賀あや子さん、向井雪子さんと代理人の河合弘之さんの3名が
東京で記者会見を行った。
被告訴人は、原子力安全保安院の寺坂信昭ほか、原子力安全委員会の
斑目春樹ほか、放射線専門医の山下俊一ら合計33人。
罪名は業務上過失致死傷、公害罪、激発物破裂罪。
大賀さんが読み上げたある告訴人の陳述書では、子どもと夫と自主避難した
家族の苦悩がにじみ出ている。夫が仕事の都合で福島に戻らざるを得ず、
子どもと避難先で暮らすが、子どもたちの心が壊れていき、泣きながら
生活した様子、これから子どもたちの将来にどんな影響が及んでいく
のか、不安でならない、という。
河合弁護士は、「これだけの人数の告訴を地検は重く受け止めてほしい」
「津波対策を怠ったことは、国策ぐるみの手抜き対策だった。これを
捜査するには検察は『分厚い』捜査をしなければならない」などと語った。
検察は、福島地検と東京地検の合同捜査になるという。
しっかり調べて、この福島原発の爆発による被害を引き起こした
責任者の処罰をしてほしい。