2020年1月6日月曜日

経産大臣宛てに、要請書を提出しました!実は毎月やってます。

皆さん、こんにちは!
今年もどうぞよろしくお願いします。

ふぇみんは、3.11前から、毎月経産省前に赴き、経産大臣宛に脱原発や核燃サイクル政策の破棄を求めて要請書を提出しています!
今日は昨年末12月26日に提出した要請書をご紹介します。

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  20191226
経済産業省大臣
  梶山 弘志 様

ふぇみん婦人民主クラブ  

共同代表 片岡栄子 岡田啓子

要 請 書

私たちふぇみん婦人民主クラブは、1946年に結成された全国組織の女性団体です。平和の追求、ジェンダー平等や人権、脱原発、環境保護などの問題に取り組んでいます。

大型台風が次々と襲来し、大きな被害をもたらして地球温暖化、異常気象を強く実感させられた2019年が終わろうとしています。

来年度予算案も公表されました。経産省のエネルギー電力関係予算を見ると、この国の将来を見据えた予算措置なのだろうかと疑問を抱かざるを得ません。エネルギー基本計画で「可能な限り低減していく」とされた原子力関連予算は、今年度よりも増額され(フランスがアストリッド計画を断念したにも関わらず、高速炉研究を進めるなど核燃料サイクルを続ける、新増設は基本計画にないのに新型炉研究を支援するなど)、将来の主力電源とするはずの再生可能エネルギーへの支援、予算措置の少なさを考えると、予算配分が間違っているとしか思えません。
来年には、世界的な地球温暖化対策の「パリ協定」も始まります。温暖化など地球環境への対策は「待ったなし」のところまで来ているのに、日本は原発推進ばかりではなく、石炭火力の新設や輸出など、気候変動対策を進める世界の流れから、大きくはずれています。
経産省の原発・石炭火力中心のエネルギー政策は、世界の動きから大きくずれ込んでいます。しかも福島原発事故による汚染水を環境中に放出しようとさえしています。一日も早く原発や石炭火力から再生可能エネルギーを勧める政策への転換を行うことを求め、以下の要請をします。


                記
1, 核燃料サイクル政策を止めて、再処理事業は中止すること
2, 石炭火力を新設せず、再生可能エネルギーの割合を飛躍的に高める支援策をとること
3, 東京電力福島原発事故被害者への充分な救済・補償を行うこと
4, 原発を再稼働をさせず、すべての原発を廃炉にすること
5, 東海第二原発を早急に廃炉にすること

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