水道水について水道に詳しい方からお聞きしました。
主に東京の情報になってしまい、申し訳ありません。
ただ、雨のあとの汚染や保管の方法はどこでも有用でしょう。
(文責:ふぇみん編集部)
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3月23日に東京の金町浄水場(葛飾区)で採取された水道水から、食品
衛生法に基づく乳児の摂取に関する暫定指標値の2.1倍の放射性ヨウ素が
検出されたと発表された。
放射性物質は福島第1原発から風によって拡散している。北風が吹けば
東京方面にくる。山にぶつかればその手前の盆地に滞留する。
放射性物質はチリや水蒸気やイオンの形で拡散するが、浄水場で凝集
沈殿の方法で除去できるのはチリだけ。イオンや水蒸気の形になっている
ものは除去できない。
20日と21日に、久しぶりに雨が降ったので、それまでに来ていた空気中
にある放射性物質や、土の上にふっていたものが泥となり洗い流されたの
で、浄水場の水道水の放射性物質の濃度も高くなったと思われる。
次の雨が数日後ならば、前ほどは汚染の数値は上がらないだろう。
今度の雨ではあまりあがらないのでは。
ずっとこの汚染が続いたら問題だが、一生飲み続けたら10万人に1人が
がんになるような汚染値である。
浄水場から水道の蛇口までは12時間から24時間はかかるがまちまち。
汚染から身を守る方法としては、2,3日間放射性物質の数値が収まって
いるときに水道水を貯めておくのがいい。ペットボトルなどに満水にして(空気
を入れないで)冷蔵庫などで保存すれば1週間以上持ちます。