2011年3月18日金曜日

チェーンメールについて思うこと

情報ではなく感想です。

「とろろ昆布」や「市原コンビナート火災後の雨への影響」などが
チェーンメールであるとして、注意が呼びかけられている。

私も子どものいる友人に昆布情報を送ったところ、
ある人からお叱りを受けた。

義援金詐欺など、もってのほかはともかく、
いったい誰がどの情報を「迷惑」と判断を下すのだろう。
そもそも「これはチェーンメール」と言い出したのも、
マスメディアではなかったのか。

大が小をのみこもうとするとき、
権力側が都合の悪い相手をつぶそうとするとき、
必ず使う戦法である。

コンビナート火災にしても、福島原発の現状を考えても、
雨に当たらないというのは常識的な話だし、
結局は自分の頭で判断するしかないのだ。

結局のところ、大事なのは人と人との関係性。
誰の言うことを信じるか。

マスメディアが喧伝することより、
毎日毎日、何十年、と運動を積み重ねてきた個の力を
これからも私は信じたい。(萬)