安倍政権の下、安全保障政策が大きく変わろうとしています。世界の平和に貢献するとして「積極的平和主義」を掲げていますが、その中身は武器輸出三原則を撤廃し、集団的自衛権の行使を容認し、海外での武力行使に道を開くものです。
これまで歴代政府が禁じてきた集団的自衛権の行使を解釈改憲によって可能にすることは、立憲主義を否定し、憲法9条を空洞化させ、さらに自衛隊のあり方も変えることです。
自衛隊が発足して今年で60 年です。1950年、朝鮮戦争勃発で警察予備隊として創設、その後1952 年に保安隊となり、1954 年、自衛隊として正式に発足し現在にいたっています。
この60 年、カンボジアから始まったPKO 派遣、ペルシャ湾、インド洋、イラク派遣などの後方支援、東アジアの「平和と安定」を理由にした島嶼への配備と変貌を続けています。
「自衛隊」とは何か、そしてこの危機の流れをどう変えるか、自衛隊取材を続けている半田滋さんのお話を聞き考えます。
日時 2014年 6月14日 (土) 13時30分(開場13時)
場所 千駄ヶ谷区民会館第1会議室(TEL:03-3402-7854)
(交通JR原宿駅「竹下口」下車徒歩約5分)
お話 半田 滋さん(東京新聞論説兼編集委員)
参加費 800円
主催 ふぇみん婦人民主クラブ