緊急抗議声明
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に反対します
2022年3月1日
私たちふぇみん婦人民主クラブは、2度と戦争はしないとの思いで1946年に創立した全国組織の女性団体です。「武力で平和はつくれない」の立場にたち、あらゆる戦争に反対してきました。
2月24日、ロシアのプーチン大統領によって国連憲章および国際法に違反するウクライナへの軍事侵攻が行われ、それは今も止まることなく続いています。幼い子どもを含む戦闘による犠牲者が増え続け、数十万人に及ぶ市民が住む場所を追われ、家族との別れを余儀なくされるなど事態は極めて深刻です。一刻も早く、この戦争は止めるべきです。
プーチン大統領は、核兵器使用を示唆する発言にまで踏み込んでいます。核戦争に勝者はいません。今年1月の5カ国の共同声明を忘れたのでしょうか。
大事故を起こしたチェルノブイリ原発をロシア軍が占拠したとの報道もありました。ウクライナには9基の原発が稼働中とのことです。核兵器問題と共に、原発のある場所での戦闘などに対し、私たちは未知数の怖さ、強い危惧を覚えます。
今回のことを教訓に、改めて私たちは核兵器禁止条約の批准、そして原発の廃止も求めます。憲法九条の存在の大きさを思い起こします。
この暴挙を止めようと抗議の声を上げるロシア国内の民衆・市民、それに連帯して「NO WAR」の声を上げている世界の民衆・市民を支持し、共に声を上げます。
ふぇみん婦人民主クラブ
共同代表 片岡栄子
岡田啓子
