崎山比早子さんに聞く「被ばく」とはなにか?
東日本大震災から2カ月になろうとしていますが、
福島第一原発は冷温停止に至っておらず、予断を許さ
ない状況が続いています。その中で、4月19日、文部科
学省は、福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断
における放射線量の目安として、年間20ミリシーベルト
という基準を示しました。
年間20ミリシーベルトは、原発労働者が白血病を発症し
労災認定を受けている線量に匹敵し、ドイツの原発労働
者に適用される最大線量にも相当します。
一般公衆の線量限度は年間1ミリシーベルトです。
これは、1ミリシーベルト浴びてよいという意味ではあり
ません。放射線防護の大原則は「できるだけ低く」です。
基準設定に当たっては、大人よりもはるかに高い子どもの
感受性や内部被曝は十分に考慮されなければなりません。
子ども達の安全と未来を守るために、元放射線医学総合
研究所主任研究官の崎山比早子さんに、「被ばく」とは
何か、私たちはどうしたらいいのか、お話を伺います。
お話:崎山比早子さん(医学博士)
さきやま・ひさこ さん 元放射線医学総合研究所主任
研究官、医学博士、現高木学校
日時:2011年5月11日(水)午後7時~9時
会場:世田谷区立烏山区民センター3階集会室
(京王線・千歳烏山駅下車すぐ 定員120名 要申込)
参加費:800円
参加申し込み:ファックス03--5313-1525
メール hitosizukunokai@gmail.com
主催:今とこれからを考える一滴の会
03-5313-1525(留守がちですので、メッセージを残して下さい)
(さ)