片づけたい女たち
三軒茶屋のシアタートラムに『片づけたい女たち』を見に行く。芝居とか見に行きたいから誘ってね、と言われていたのでFさんを誘っていっしょに。
もう最初の、舞台が明るくなってきて、ごみ、ごみ、ごみの山の部屋を見たとたん、笑いの渦。
なんでこんなに片づけられないんだろう。というかなんで女は片づけるべきと思ってるんだろう。あまりにも身につまされることだらけで、笑い通し。
きちんとやろうとするから却って何も片付かないとか。
ごみの山から出てきた茶碗のお茶を飲むときにためらったりとか、あまりに日常的な動作が繰り広げられる。
下手に分別したいとか、リサイクルをがんばろうとかするからさらに片づけられないとか。
さらにだんだん女たち三人三様の悩みが出てきて…怖くもなっていくのだが…。
この芝居は確実にフェミの芝居でした。
こんな風にフェミってひろがっているんだなあって観客の笑いを感じながら思った。
脚本は永井愛さん。
演出は木野 花さん。
そして達者な役者が3人。
帰ったら朝日新聞夕刊に劇評が載ってました。でもなんかピンボケ。
4日までやっているそうですが、満杯だったので入れないかな。