ふぇみんでは、四国電力に対して、伊方原発3号機再稼働の撤回を求める要請書を提出しました。
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四国電力㈱ 代表取締役社長 佐伯 勇人 様
伊方原発3号機の再稼働は認めません。ただちに撤回してください。
ふぇみん婦人民主クラブ
共同代表 片岡栄子 岡田啓子
私たちふぇみん婦人民主クラブは、1946年に結成された全国組織の女性団体です。平和の追求、ジェンダー平等や人権、脱原発、環境保護などの問題に取り組んでいます。
広島高裁は四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを命じた仮処分決定を取り消しました。これを受け四国電力は3号機を再稼働させようとしています。とても残念です。
伊方原発3号機は過去にも冷却水ポンプ事故や、重大事故等に対する総合訓練時トラブルが続きました。万が一事故が起きれば避難する道がありません。
伊方原発3号機はMOX燃料を使用します。使用済みMOX燃料の保管場所は決まっていません。放射性廃棄物の処分地も決まっていません。原発を動かすことによって放射性廃棄物を増やし続けることは、将来に負担を先送りするだけです。
このような中で四国電力が原発の再稼働をすることを認めることはできません。
2011年3月の福島第1原発の重大事故により、原発の安全神話は崩壊しました。事故から8年目に入った今も、何万もの人々が避難を余儀なくされています。福島第1原発の廃炉への見通しも未だたっていません。放射能汚染物質の最終処分場の見通しも、使用済み核燃料の問題もそのままです。
四国電力は伊方原発3号機の再稼働を、ただちに撤回してください。
2018年10月26日
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