2024年12月27日金曜日

経済産業大臣宛にエネルギー基本計画改定案ほか、脱原発に関する要請書を提出しました!

ふぇみんは2005年から毎月第4水曜日に経産省別館前で「再処理止めたい!首都圏市民の集い」の市民グループとして、再処理事業からの撤退や原発廃炉を訴える活動を続けています。

2024年12月25日には、下記のような要請書を経産大臣宛に提出しました。

ぜひお読みください!

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経済産業大臣 武藤 容治 様

ふぇみん婦人民主クラブ  

 共同代表 片岡栄子 坂上祥子 二木洋子  

 

要請書

 

私たちふぇみん婦人民主クラブは、1946年結成の女性団体です。平和の追求、ジェンダー平等や人権、脱原発や環境保護などの問題に取り組んできています。

 また、2005年から毎月第4水曜日に経産省別館前で「再処理止めたい!首都圏市民の集い」の市民グループとして、再処理事業からの撤退や原発廃炉を訴える活動を続けています。

 

 年明けの能登半島地震に始まり、各地での地震や大雨などの自然災害の激甚化や猛暑に脅かされた今年も、まもなく終わろうとしていますが、1217日にエネルギー基本計画素案が公表されました。 昨年の「GX基本方針」が閣議決定された以降からの動きで予測された通り、これまでの「原発は可能な限り依存度を低減する」の文言がなくなり、「最大限活用する」となりました。また2011年の東京電力福島原発事故について触れる記述もないと報道されています。

 

 改めて言うまでもなく福島原発事故は終わっていません。原子力緊急事態宣言は解除されていません。未だ2万人以上(実際はもっと多い)が避難を続け、事故炉での作業は困難さを増し、「廃炉」とはどのような形のなるかの見通しもついていません。

 原発事故は空間的にも時間的にも甚大な被害を及ぼし続け、「国の崩壊すら招きかねない」ことを、この国に住む私たちは経験しました。その重すぎる経験と反省が、原発を推進してきた貴省の方々に「可能な限り低減」という文言を入れさせたのだと思っています。

 

 1度事故を起こしたら、どれだけ取り返しのつかないものになるのか、事故の始末はつけられるのか。何の解答も持たないまま貴省は、この地震国日本で巨大地震が来ると言われているのに、次の事故を用意するに等しい「原発の最大限活用」と「新増設」まで提案しています。

 

 世界中で自然災害が多発し「気候危機」と言われ、しかも地震、火山のリスクが大きいこの国に、これ以上放射能被害を起こすリスクなど許容できる余地はありません。

 「経済」とは「経済済民」。この国の人々の生活を安定させることが目的のはずです。そのために尽力していただくよう強く願い、以下を要請します。

 

1、   エネルギー基本計画改定案についてパブリックコメントだけではなく、公聴会開催などを通じて市民、消費者の声を反映させること また今後の審議会委員は原発推進派に偏らない構成にすること

2、   原発廃止 特に40年超えの老朽炉は即時廃止すること

3、   東京電力福島原発事故を起こしたことへの、国の責任を認め、被害者への謝罪と十分な補償を行うこと

4、   事故の終息、廃炉作業に全社をあげて注力するよう東京電力を指導すること 柏崎刈羽原発の再稼働を認めないこと

5、   ALPS処理汚染水の海洋投棄を止め、放射能の拡散・これ以上の環境汚染をさせないこと

6、   核燃料サイクル政策の破綻を認めて、六ヶ所再処理工場の稼働、及び再処理事業から撤退すること

 

                                       以上

ふぇみんのSNSが増えました!

 皆さん、こんにちは。

これまでふぇみんでは、こちらのサイトのほか、サイト内にリンクのあるFacebook、X(旧Twitter)、Instagramを使って発信しておりましたが、Xが非常に有害かつ危険なプラットフォームになってきたことに伴い、SNSの選択肢を増やすことにしました。

現在ふぇみんでは以下のSNSでも発信を行っておりますので、どうぞフォローしてくださいね!

Threads→femin_journal

Bluesky→@femin.bsky.social 

mastodon→@femin

 

2024年12月24日火曜日

ふぇみん事務局年末年始休業のお知らせ

 皆さん、こんにちは。

ふぇみん事務局は、 12月28日(土)から2025年1月5日(日)までお休みします。

ふぇみんのお店の年内のご注文は、12月25日(水)までお受けします。在庫のないものは年明けのご発送になります。

なお、ウェブショップ「ふぇみんマルシェ」のご注文はいつでも承っておりますが、こちらもご発送は12月25日まで、新年は1月6日からになります。

ふぇみんマルシェ→https://femima.com/

新聞は、1月1日新年号の次は、2025年1月15日号になります。

新年は、1月6日(月)からになります。

皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。  ふぇみん

2024年11月7日木曜日

あなたのおうちに眠る「お宝」がふぇみんの活動への寄付になります!

皆さん、こんにちは!

 ふぇみんは、おうちに眠る「お宝」を買い取り、査定してもらい、その査定額がNPO等への寄付になるシステム「お宝エイド」に登録しました。

 送料も無料、箱に詰めて集荷の連絡をするだけで、ふぇみんの活動への寄付になります。

 ブランド食器、貴金属・宝石、未使用切手・未投函ハガキ、学期、骨董品、図書券やテレカ、DVDやゲーム・・・年末年始の大掃除、親の家の整理、断捨離、遺品整理等にもぜひご利用ください!!

ただし、「お宝」は不要品ではありません。品物が受付け可能かどうかは tel03(6265)7595にお問い合わせください。

 ★「お宝」ってどんなもの?→https://otakara-aid.com/donate/

★ふぇみんの登録名は「一般社団法人婦人民主クラブ」です。

★寄付の方法 ①お宝を梱包②ゆうパックの集荷を「着払い」で依頼 tel0800(0800)111
送り先 〒156-0041 東京都世田谷区大原2-23-17-1F お宝エイド受付センター・本店 一般社団法人婦人民主クラブ 宛 tel03(6265)7595

寄付の方法の詳細はこちら→https://otakara-aid.com/how_to/

★「お宝エイド」のふぇみん(一般社団法人婦人民主クラブ)のサイトはこちら

2024年10月8日火曜日

ふぇみん主催「房総・かにた婦人の村を訪れる日帰りバスツアー」開催

すっかり秋らしくなってきました。

ふぇみんでは、日本人の「慰安婦」として名乗り出た城田すず子さんが後半生を暮らしたことで有名な、千葉県館山市の「かにた婦人の村」を訪ねる日帰りバスツアーを開催します!

婦人保護施設として、現在は約50人の女性が生活してます。なぜ、城田さんはここに? 城田さんはどのような暮らしをしていたのでしょうか?

個人では訪問できない「かにた」を地元NPO に案内してもらい、「かにた」の施設長にも話を聞く、たっぷり1日のツアーです。

すでにお申込をたくさんいただいています。お申込はお早めに! 





 

日程 11月17日(日)集合7時半、解散18時半頃(予定)。

集合・解散場所 東京駅

内容 かにた婦人の村・施設長と、「安房文化遺産フォーラム」の話を聞き、「慰安婦」の碑と納骨堂を訪れる。

定員 40人

費用 1万4000 円(40人の場合。参加人数で変動)。貸し切りバス代、かにたへの寄付、安房文化遺産フォーラムガイド料、旅行保険、昼食(弁当)を含む

申込み 名前、住所、電話番号(携帯番号)をメールまたはFAX で。後日振り込み口座等を案内。

締め切り 10月31日(木)

申込み・問合せ ふぇみん

TEL03(3402)3244 FAX03(3401)3453 femin@jca.apc.org

 

旅行業務取扱

東京都知事登録旅行業第36101号

㈱たびせん・つなぐ

〒1010041 東京都千代田区神田須田町2―15クレアール神田B02


(写真提供 安房文化遺産フォーラム)