電車に乗っていてもG8サミットでテロ防止のため…とか言ってませんか?新宿駅のロッカーがもうテロ防止のために使えなくなってます。サミット→テロと思うよりも前に、G8サミットで何が決められてしまうの?ということを考えたいですよね。
とくに女性たちの人権ってたぶん各国主脳の頭の中にはいちばん関心がないのかもしれない。だからこそ、このフォーラムにご注目を。(衣)
G8サミット直前
G8 女性の人権 フォーラム
女が安心して生きられる日本を!世界を!
2008年7月4日(金)
・・・・・・・・・・・・・・第1部 13:00~16:40
日本国内の女性の人権課題からの問題提起
女たちはどこからでも発言する
主なテーマ
☆ アイヌ民族女性からの発言
☆ 在日朝鮮人女性からの発言
☆ 移住女性からの発言
☆ 日本の女性労働者の実態
☆ 裁判 派遣労働 シングルマザー
☆ 女たちの人性 わたしのもの
☆ 女性に対する暴力と闘う
☆ セクシュアルハラスメント DV
☆ 沖縄から見えるもの
☆ 人身売買の実態
☆ 性暴力被害者支援専門看護職
☆ セクシュアル・マイノリティ
☆ あらゆる差別を見直す など。
発言者(予定)
麻鳥澄江さん(女性の安全と健康のための支援教育センター)
多原良子さん(社団法人北海道ウタリ協会札幌支部事務局長)
伊藤みどりさん(働く女性の全国センター)
SOSHIREN・女(わたし)のからだから 有志
小山洋子さん(北海道ウィメンズ・ユニオン)
近藤恵子さん(全国シェルターネット共同代表)
高里鈴代さん(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会)
大津恵子さん(移住労働者と連帯する全国ネットワーク)
北田衣代さん(阪南中央病院)
横田千代子さん(全国婦人保護施設等連絡協議会 会長)
七尾寿子さん(女性自衛官の人権裁判を支援する会)
丹羽雅代さん(アジア女性資料センター運営委員)
ドナさん (カラカサンー移住女性のためのエンパワメントセンター)
金時江さん(ハンマダン)
高木喜久恵さん(社団法人北海道ウタリ協会札幌支部)
佐藤きみよさん(ベンチレーター使用者ネットワーク代表)
【出席予定議員】
女性国会議員の方々からも発言していただく予定です。
南野知惠子議員(自民党参議院議員)
鰐淵洋子議員(公明党参議院議員)
千葉景子議員(民主党参議院議員)
神本美恵子議員(民主党参議院議員)
紙智子(共産党参議院議員)
福島みずほ議員(社民党参議院議員)
・・・・・第2部 17:30~20:00
G8に向けた女性の人権についての問題提起
グローバル化の中のHIV/AIDS、搾取的移住、人身売買
● アフリカのHIV/AIDSと女性の人権
ノエリン・カレエバさん(アクション・エイド・インターナショナルの理事会議長)※
● 女性労働者と自由貿易協定の影響
ルシア・ジャヤセーランさん(Committee for Asia Women)
● 怒りをエンパワメントに!
カラカサン ー 移住女性のためのエンパワメント・センターより
メンバーからの発言、DVD上映など
★プログラムは変更されることがあります。
※ノエリン・カレエバさん(Ms. Noerine Kaleeba)のプロフィールウガンダ共和国出身。現在、アクション・エイド・インターナショナルの理事会議長を務める。1980年代に夫がAIDSを発症し亡くなったことから、ウガンダで最も歴史のあるエイズ・ケアNGO「エイズ支援機構」を設立。現在、TASOはウガンダ最大のエイズ・ケアNGOに成長している。その後、国連合同エイズ計画(UNAIDS)のパートナーシップ・アドバイザーを経て、現在に至る。7月7日には(1)市民サミット札幌コンベンションセンターにて10時から2008「Global Voices to End Poverty:世界市民の貧困をなくすために」(2)市民サミット北大学術交流会館にて16時からの「HIV/エイズに正面から向き合う:アフリカの現場からG8へ」にも出演する。
札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ内3F ホールにて
JR札幌駅北口より徒歩5分
★第1部+第2部の参加費は1000円です!どちらか一方でも、同じ値段です。
☆情報を共有するために手助けが必要な方はご連絡ください。
☆協力が可能なボランティアスタッフも募集しております。
・・・・・・・・・・・・・・第3部 ホールに集合 20:00~21:00
もちろん 交流会 です。顔と顔が見えるからつながりが広がる♪
口は食べるためよりも、話すために使うこの日のこの時間。伝えることは山ほどありそう。チラシや名刺を抱えておいでください。(別な場へ全員へ出かける可能性もあります)
参加費:1000円+飲み物代
G8 女性の人権 フォーラムとは
2008年7月に北海道で行われるG8洞爺湖サミットに関連して、女性の人権を推進する市民集会や交流の場を呼びかけ、企画・実行します。世界の女性の現状を変えること、この変革に不可欠な日本の女性の現状を変える活動をします。
1:G8にまつわる、女性の人権の視点から日本の現状を見渡した国内世論の喚起
2:日本政府及びG8諸国に対する、ジェンダー平等と女性の人権保障のための提言活動
3:7月、札幌での1週間のさまざまな集会や交流と、その過程で多くの女性の課題を討議する場作り。
7月4日は、札幌エルプラザで発言集会や提案の場を運営します。 http://g8womensrightsforum.blog82.fc2.com/
連絡事務所:すぺーすアライズ allies@crux.ocn.ne.jp TEL/FAX 047-376-6556 / 047-320-3553
272-0023 市川市南八幡4-5-20-5A アライズ総合法律事務所内
今後の予定
7月3日~9日まで エルプラザ4F研究室1に 立ち寄りおしゃべり処「あんぜん」を開きます。さまざまな情報交換やミニ企画をします。
7月3日は、札幌・北海道クリスチャンセンターで、「軍隊/基地と女性」国際シンポジウムがあります。
7月5日は、札幌市内で、「チャレンジ・ザG8市民ピースウォーク」というパレードが開催されます。午前中は「あんぜん」でパレード参加のためのワークショップを開催します。
7月6日は、G8を問う連絡会「国際民衆連帯DAYS」イベントにテント出店予定です。
7月7日16時は、札幌の北海道大学学術交流会館にて、HIV/AIDSについてのシンポジウムを開催します。
7月8日は、市民サミット2008で人権・平和のシンポジウムが開催されます。
そのほかにもいろいろなイベントを作りたいので、皆さん。アイディアをお寄せください。
2008年6月25日水曜日
2008年6月19日木曜日
6/23は沖縄慰霊の日!映画「ひめゆり」はいかが?
もうすぐ6/23。この日は「沖縄慰霊の日」です。
沖縄戦における旧日本軍の組織的抵抗が終結したことにちなんでの、慰霊の日。
あくまで、軍の組織的抵抗が終わった日であって、実際はそれ以降も、住民の人たちが戦闘や
病気で命を落としているのだけれど。
さて、この「慰霊の日」と8/15の終戦記念日にちなみ、ドキュメンタリー映画「ひめゆり」が、全国で6月~8月全国特別上映されています。(ふぇみん6/15号6面ミニ情報欄にも詳細あり)
ドキュメンタリー映画「ひめゆり」公式HPhttp://www.himeyuri.info/
私も早速見に行ってきました。しかも、監督トーク付きで!
この映画は、ひめゆりの生存者のおばあさんたちの証言を13年間にわたって記録しまとめたものです。
私は、ひめゆりの塔や資料館にも行ったし、証言を再録した別の映像も観たこともある。自分では
それなりに受け止めてきた・・・はず・・・が・・
この映画で、私はまた新たに「ひめゆり」を知ることになりました。
とても誠実な映像で、「ひめゆり」の経験が私の中で、新たに立体的に立ち上がった
感じがしたのです!
柴田昌平監督は、ひめゆりの生存者の方々の証言を撮影するにあたり、二つのことをルールに
したそうです。
1つは、経験した現場に行って撮影すること。2つは、おばあさんが、ありったけの思いを全部吐ききるまでカメラを止めないこと。記録した証言は、全部で120時間にもなるそうです。
怪我をした仲間を置いて行かざるを得なかった海岸、友人が殺された壕、怪我をし、命からがら逃げまどった浜辺・・・今でも沖縄戦の悪夢をみることがあるという生存者の方にとって、そこで当時のことを
証言するのは、とてもつらい作業だったはず。
でも、彼女たちは語ってくれていました。その「現場」は、時に彼女たちに匂いや色や風を思い起こさせながら、そして彼女たちも何かを吐ききるように話していました。
彼女たちの話をじーっと「傾聴」しているカメラによって、私たちもその場で彼女たちの話を聴いているのでした。時に彼女たちの手を握りながら。
Coccoの言葉にもあるように、終わった後は、「忘れたいことを話してくれてありがとうね」と言いたくなりました。
(登)
沖縄戦における旧日本軍の組織的抵抗が終結したことにちなんでの、慰霊の日。
あくまで、軍の組織的抵抗が終わった日であって、実際はそれ以降も、住民の人たちが戦闘や
病気で命を落としているのだけれど。
さて、この「慰霊の日」と8/15の終戦記念日にちなみ、ドキュメンタリー映画「ひめゆり」が、全国で6月~8月全国特別上映されています。(ふぇみん6/15号6面ミニ情報欄にも詳細あり)
ドキュメンタリー映画「ひめゆり」公式HPhttp://www.himeyuri.info/
私も早速見に行ってきました。しかも、監督トーク付きで!
この映画は、ひめゆりの生存者のおばあさんたちの証言を13年間にわたって記録しまとめたものです。
私は、ひめゆりの塔や資料館にも行ったし、証言を再録した別の映像も観たこともある。自分では
それなりに受け止めてきた・・・はず・・・が・・
この映画で、私はまた新たに「ひめゆり」を知ることになりました。
とても誠実な映像で、「ひめゆり」の経験が私の中で、新たに立体的に立ち上がった
感じがしたのです!
柴田昌平監督は、ひめゆりの生存者の方々の証言を撮影するにあたり、二つのことをルールに
したそうです。
1つは、経験した現場に行って撮影すること。2つは、おばあさんが、ありったけの思いを全部吐ききるまでカメラを止めないこと。記録した証言は、全部で120時間にもなるそうです。
怪我をした仲間を置いて行かざるを得なかった海岸、友人が殺された壕、怪我をし、命からがら逃げまどった浜辺・・・今でも沖縄戦の悪夢をみることがあるという生存者の方にとって、そこで当時のことを
証言するのは、とてもつらい作業だったはず。
でも、彼女たちは語ってくれていました。その「現場」は、時に彼女たちに匂いや色や風を思い起こさせながら、そして彼女たちも何かを吐ききるように話していました。
彼女たちの話をじーっと「傾聴」しているカメラによって、私たちもその場で彼女たちの話を聴いているのでした。時に彼女たちの手を握りながら。
Coccoの言葉にもあるように、終わった後は、「忘れたいことを話してくれてありがとうね」と言いたくなりました。
(登)
2008年6月11日水曜日
ピンクリボンキャンペーン
ふぇみん6/5号の2面で「乳がん患者の当事者不在?ピンクリボンキャンペーン」という記事を掲載しました。
取材に応じてくださった、ペコさんが、blogでふぇみんの紹介をしてくださっています!(ありがとうございます~)
若年性乳がんになっちゃった! ペコの闘病日記
http://pecochan.at.webry.info/200806/article_4.html
ふぇみんで何度もイラストを描いてくださっている、さかいひろこさんにも取材しました。
さかいさんは、今も乳がん治療中。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/op-taihen/
さかいさんの著書 『乳がん治療日記 まんが おっぱいがたいへん!!』NHK出版 1260円
========================
女性ファッション誌「グラマラス」の4月号についていた、女優やモデルのセミヌード写真集「10WOMEN」はとても話題になりました。
この写真集と、asahi.comで展開されている「ピンクリボンフェスティバル」の「公式」ブログの事件について、ふぇみんで書きました(見本紙が欲しい方はふぇみんまで)。
「ピンクリボンフェスティバル」のブログに当事者の方々が書いたコメントは、もう一切ありませんが、ペコさんが丁寧に魚拓をとっておられます。
また、講談社の「グラマラス」に抗議するグループが出来たそうです。
『グラマラス』の乳がん撲滅チャリティ・ヌードに抗議する会
http://www.ne.jp/asahi/call-for-pink-charity-accountability/2008/
当事者「だけ」が運動やキャンペーンをすべきだ、というつもりはありません。
でも、当事者が不信感を持つようなキャンペーンは、意味があるでしょうか?(絢)
取材に応じてくださった、ペコさんが、blogでふぇみんの紹介をしてくださっています!(ありがとうございます~)
若年性乳がんになっちゃった! ペコの闘病日記
http://pecochan.at.webry.info/200806/article_4.html
ふぇみんで何度もイラストを描いてくださっている、さかいひろこさんにも取材しました。
さかいさんは、今も乳がん治療中。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/op-taihen/
さかいさんの著書 『乳がん治療日記 まんが おっぱいがたいへん!!』NHK出版 1260円
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女性ファッション誌「グラマラス」の4月号についていた、女優やモデルのセミヌード写真集「10WOMEN」はとても話題になりました。
この写真集と、asahi.comで展開されている「ピンクリボンフェスティバル」の「公式」ブログの事件について、ふぇみんで書きました(見本紙が欲しい方はふぇみんまで)。
「ピンクリボンフェスティバル」のブログに当事者の方々が書いたコメントは、もう一切ありませんが、ペコさんが丁寧に魚拓をとっておられます。
また、講談社の「グラマラス」に抗議するグループが出来たそうです。
『グラマラス』の乳がん撲滅チャリティ・ヌードに抗議する会
http://www.ne.jp/asahi/call-for-pink-charity-accountability/2008/
当事者「だけ」が運動やキャンペーンをすべきだ、というつもりはありません。
でも、当事者が不信感を持つようなキャンペーンは、意味があるでしょうか?(絢)
女たちのコラージュ
ラップ・マム主催の芝居「女/鬼 女たちのコラージュ」をみてきた。チラシのイメージから抽象的な芝居かなと思っていたのだが、女たちの日常を具体的に描いた芝居だった。
登場する女たちの描き方は実に生々しい。男に逃げられ赤ん坊を捨てる若い女性や幻聴(男からの言葉の暴力)に怯えるホームレスと思われる女性、デパートで商品の押し売りにあう女性や職場でのストレスから摂食障害になってしまう女性、さらには源氏物語で嫉妬に苦しむ六条御息所まで登場する。その描き方がリアルなこと!思わず、あるあるとうなずいてしまうような話し方やセリフに会場からはときおり笑いがおこる。私も一緒に笑ってしまった。
でもはたと我にかえってみると、笑ってるけど、これ全部現実にあることじゃん!こうして日常を客観的にみることでその滑稽さで生き難さを実感する。この感覚を得られるから芝居って面白いんだよなあ。
さて最後はどう締めくくるのか…見に行く人もいるかも知れないのでだまっておきます。気になった人は次回の講演をチェックしてみて~。(萬)